分かり合う時代をめざして

【悩みの深堀り①】悩みの法則 悩みが生まれる条件とは

悩みの法則
waku

悩みにも法則性があるの?

Kuru

悩みの法則性を知ると悩みに振り回されなくなるよ

生きていれば悩みはつきもの。でも悩みの法則を知れば、悩みを客観的に扱えるきっかけになるかもしれません。
今回は、悩みには必ず生まれる条件があるという内容です。

✓記事の内容

・誰もが悩みが生まれない場所がある
・悩みの正体
・自分をどう思うのかが影響している!?

目次

自分と関係ないことは悩まない

悩みは自分と関係の無いところには生まれてはきません。

この記事を書いている私自身のことをあなたが悩むことはないはずです。それは、この記事を読んでいるあなたとは関係の無いことだから。

隣のお家が直面している健康問題について、あなたが悩むことはありません。
明日プレゼンを控えて、今必死でプレゼンを作成している新人営業マンについて、あなたが悩むことはありません。
早くバイト終わらないかなとモヤモヤしているコンビニのバイトについて、あなたが悩むことはありません。

逆に、今悩んでいたりモヤモヤしていることは、自分と関係のあることです。 特に自分という存在に影響与えることについては、根深い悩みになります。

悩みは自分と関係あるところに生まれ、関係ないところには生まれません。

確信を持っている(当たり前の)ことには悩まない

確信や当然だと思っていることについて、悩みは生まれません。

私の名前は”やまだゆうき”ですが、私が”やまだゆうき”であることについて、悩むことはありません。 同じように、あなたがあなたであることに悩むことはありません。 それは自分にとって当然のことだからです。

脳は当然だと思っていることを前提に考えや感情、判断が働きます。 悩みが生まれるのは、当然を前提とした以後の事象についてです。

スマホがスマホであることに悩むことはありませんが、スマホがその機能を果たせなくなると悩みが生まれます。
自分が日本語を話していることに悩むことはありませんが、あなたの日本語は聴きずらいと言われると、話し方や活舌について悩みが始まります。
楽しいとついルンルン♪と鼻歌を歌うことについて悩むことはありませんが、人前で歌ってよと言われると悩みが生まれたりします。

確信が揺らいでしまうと悩みになることがあります。本質的な問いを持つと確信がゆらいだり、当然が当然ではなくなったりしますが多くの場合は、人としての器が成長している時です。

よく考えているところに悩みは生まれる

悩みが生まれるところは、よく考えていることについてです。

仕事で取り組んでいるテーマやチーム内の人間関係。家族やそれぞれの将来のこと。経済やキャリアについてなど、悩みは日常的によく考えているところに生まれます。

前述した、悩みの生まれない「自分に関係ないこと」「確信していること」は、考えていないところになりますね。

何をどう考えればいいのか分からないことが悩みのトリガー

悩みを悩みとして確定するトリガーがこの、何をどのように考えればいいのか分からないという壁です。

分かり合うのが難しいことは分かっている、でも傷つかないようにしたいけどそれが分からない。
上司から依頼された内容については分かっている、でも情報があまりにも少なくてどこから手を付けていいのか分からない。
やり方の情報は調べれば分かる、そもそも自分が何をしたいのかが分からずそこから動けない。

この壁にぶつかると、文字通り行き詰ってしまいます。前に行きたいのに行けない。先に行きたいのに行けない。

そこから私たちは悩み始めます。

出来ない、足りない、分からないからくる「〇〇な私」が悩みの根っこ

出来ない、足りない、分からないは、悩みの定番ですね。 でもこれは表層です。悩みの生産工場ともいえる根っこにあたるのは、「〇〇な私」になります。

出来ない、足りない、分からないを何度か経験すると、相対比較などにより自分に対するイメージが付きます。

出来ない私、足りない私、考えられない私、ダメな私etc

このセルフイメージが定着してしまうと、ちょっとした事象に対して機械的条件反射で、出来ない、足りない、分からないしか考えられなくなり、それ以上のことが考えられなくなります。思考停止状態です。

思考停止の時に無理に進めようとすると、尊厳が傷つくことがあります。事象に対して対応しがちですが、○○な私と対話する必要があります。

まとめ

悩みの法則は、悩みが生まれるところと生まれないところがあることをご紹介しました。
意外と深く考えたことが無かったという人も多いのではないでしょうか。

悩みは考えの一つです。
よく考えているところに悩みが生まれやすく、考えることのない領域に悩みは生まれません。 さらに考えている領域の中で、考えたいのに考えられなくなると悩みが生まれる引き金となります。
その根っこにあたるのが、〇〇な私というセルフイメージでした。

誰でも生きていれば悩みは持つものです。しかし、よく観察し悩みの奥にいる「〇〇な私」と対話することが出来れば、ほとんどの悩みは必ず消すことが出来ます。そのためにはしっかりと観察する眼が必要になります。

今回は、その観察する眼を養う時に必要な、悩みの外から悩みを覗く悩みの法則 悩みが生まれる条件をご紹介しました。

悩みの法則

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

SHARE
目次