自分をどう思うのかの影響力は大きい

「自分自身をどう思うのか」
この問いが人生を大きく左右することを示す身近な例が、近年では当たり前の感覚となってきた「性自認(LGBTQ)」です。
身体と心の性の不一致による葛藤を見ても、「自分の捉え方」が人生の幸福度や生きづらさに直結していることがよく分かります。
この「自分をどう思うか」という問いは、決して一部の特別な人だけのものではありません。生きづらさや悩みを抱えるすべての人に共通するテーマです。
自分に確信が持てない人は、常に「不完全な自分をどう補うか」に心を奪われがちです。しかし、自分に揺るぎない確信を持っている人は、そもそも自分のことを悩み続けること自体がありません。
自分の認識が変わるだけで、悩みは消えるどころか、考える必要すらなくなります。
では、なぜ「自分への認識」が重要で、同時に「確信を持つこと」が難しいのでしょうか。
その理由は、私たちの脳の認識構造によって、必ず「不完全さ」が生まれ、自分に100%の確信を持てない仕組みになっているからです。
自分に対して確信が持てないのは認識構造が原因
なぜ、私たちは自分に対して100%の確信を持つことができないのでしょうか。
言い換えれば、なぜ自分に対する認識は揺らぎ、コロコロと変わってしまうのでしょうか。
これはすべての人に共通する課題です。
その理由は、私たちの「脳の認識構造」にあります。
人間の脳は、物事の「全体」を捉えることができず、必ず「部分」の情報だけを切り取ってしまう性質を持っています。
自分に対する認識も例外ではありません。
脳は全体像ではなく、その時々の「部分的な情報」だけを切り取り、「私は〇〇な人間だ」と決めつけてラベルを貼ります。
しかし、別の場面で別の「部分」を切り取れば、また違う「私」のラベルが貼られることになります。
つまり、環境や条件が変わるたびに脳が切り取る情報が変わり、それに伴って「自分をどう思うか」もコロコロと変化してしまうのです。
これが、私たちが自分自身に揺るぎない確信を持てなくなっている根本的な仕組みです。

自分に確信を持つ唯一のアプローチ オールゼロ化

自分に確信を持つための唯一のアプローチ、それが「オールゼロ化」です。
オールゼロ化とは、認識技術「nTech」のコアとなるコンテンツです。
(※ちなみにnTechは、当ブログでお伝えしている「疎通する技術」の基礎となるテクノロジーです。「疎通する技術」は、nTechをベースに「人間同士の分かり合えなさ」を解決するために発展させたものです)
では、オールゼロ化とは一体どのような状態なのでしょうか。
一言で言えば、「自分」と「自分の見ている世界」がすべて消え去るポイントのことです。
常に私たちの脳は物事の「部分」だけを切り取り、過去の経験と結びつけて理解しようとします。
しかし、オールゼロ化の領域には「部分」も無ければ「過去」もありません。いわば、脳の認識を超えた外側にある場所。昔から「悟りの境地」と呼ばれてきたような世界です。
nTechでは、この境地を精神論ではなく明確な「イメージと論理」によって誰でも到達できるよう体系化しています。
このオールゼロ化のポイントへ「自分そのもの」が移動できたとき、初めて私たちは本来の自分と完全に一体となることができます。
そこには一切の迷いがなく、ただ「確信しかない状態」が現れるのです。
これこそが、自分自身に揺るぎない確信を持つための唯一の方法です。
確信を持った次に行うこととは
自分への確信を持つことができたら、もう一切の悩みはなくなるのでしょうか。
結論から言うと、そうではありません。
確かに「自分自身に対する不完全さ」は完全に消え去ります。しかし、だからといって「自分が生きる世界(現実)の不完全さ」までが自動的に消えるわけではないのです。
確信を得た私たちが次に行うべきこと。それは、「生きるとは何か」「働くとは何か」「遊ぶとは何か」といった重要な言葉や概念を、自分自身の言葉で明確に再定義することです。
なぜなら、私たちの生きる世界とは、他の誰でもない「自分自身が原因となって立ち上げるもの」だからです。
言葉の定義が曖昧なままでは、構築される世界も曖昧になり、結果として生き方や現実が不安定になってしまいます。
自分のことで悩むことはなくなっても、言葉が曖昧なままだと、特に人間関係などの「世界の課題」に直面して苦慮することになります。
そうならないためにも、そして、過去の自分と同じように個人の悩みを抱えている人へ貢献するためにも、「自分の世界を明確に定義すること」が不可欠となるのです。
まとめ
人生のあらゆる悩みの根本には、「自分自身に100%の確信が持てないこと」が関係しています。
そして、その原因はあなたの意志の弱さではなく、脳の「部分しか捉えられない認識構造」にありました。
この仕組みに気づき、「オールゼロ化」によって脳の枠組みを超えたとき、人は初めて自分への絶対的な確信を得ることができます。
自分に確信が持てれば、もう自分の存在に悩む必要はありません。
その先にあるのは、あなた自身の言葉で「新しい世界」を定義し、豊かな人間関係や理想の生き方を構築していく刺激的なプロセスです。
「疎通する技術」では、このオールゼロ化の概念をベースに、人と人が真に分かり合い、自分らしい世界を立ち上げていくための実践方法をお伝えしています。
あなたも自分への確信を手に入れ、理想の世界をここから創り出していきましょう。

